週末のNYダウは、$480ほど下げていっきに$30,000を割れ、続落で引けました。今週はずっと下げていました。FOMCが3回連続で0.75%の利上げを行い、市場に恐怖が広がっています。ただ、米国の住宅ローン金利が6.3%に達しており、総需要が厳しく引き締められていると思うので、かなり早めに利下げに転じてくるのではないかと見ています。
市場に悲観論が広がってきているので、海外株に新規で投資しました。円安で米ドルの調達が難しいので、今年の海外投資からの配当を充てました。
以前、個人年金保険に加入しようと検討したことがあり、その際に、マニュライフ の米ドル建こだわり個人年金が良さそうだなと感じましたが、いろいろ調べていくうちに手数料が異様に高いことがわかり、加入しませんでした。そのとき、これだけ手数料をとることができるなら、マニュライフの商品を買うのではなく、マニュライフ 自体 に投資すればいいのではないかと思い、それ以来、株価を見ていました。
$16を割れば投資したいと考えていましたが、週末の株価は大きく下げてきたので買い付けました。配当利回りは6.27%、カナダ株なので外国税が15%、国内税が20%ほどかかり、手取りでは4.18%程度になりそうです。次回の配当支払いは年末なので、早ければ年内にも配当が入ってきそうです。
カナダ株への投資は、エネルギーのエンブリッジ、通信のBCEに続き、3銘柄目です。保険会社には投資したことがなかったので、業種のバランスとしても良い投資だったと思います。
株安と債券安が同時に来ているので、ポートフォリオの評価益が急激に縮小していますが、金利が高いうちに債券への投資も進めていきたいと思っています。市場に血が流れているうちは、返り血を浴びて出ても買っていきたいと思います。
