働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

2022年 今年のキャッシュ

 今年もクリスマスがやって来て、もうすぐ1年が終わります。本当にいろいろなことがあった1年でした。

 

 大納会の株価は28,791円でしたから、週末の株価だと9%程度下げている感じです。ただ、年間のボラティリティは高く、24,000円台をつけた時期もありました。

 

 市場のカタリストとしては、コロナが弱まる一方で、前半はウクライナ戦争、後半は米国の金利引上げに注目が集まっていました。どちらも株価の下落要因で、逆風の強い1年でした。

 

 ポートフォリオでは優良な高配当株を積み増しました。ユナイテッドアーバンや明治電機工業特種東海製紙キヤノンセゾン情報システムズ良品計画、エプコ、小松ウオール工業に新規で投資した一方、ロシア事業の大きいJTを売却しました。あとはチノー、サカイ引越センター立会外分売、クリアル、ポーターズのIPOで少し利益が出ました。

 

 また、初めてジュニアNISA口座から任天堂東レに投資しました。配当利回りはそれほど高くありませんが、長期で保有し、利益を得ていく予定です。

 

 今年、ポートフォリオが生んでくれたキャッシュは、

 配当金  1,283,369円

 貸株      57,308円

 合計   1,340,677円

 

 となりました。過去最高を更新しました!

 

 大勝負している九州電力が中間無配に転落して、配当金が入ってきませんでしたが、それでも過去最高の配当収入を達成できて良かったと思います。

 

 来年は、配当収入をさらに増やしつつ、ポジションの大きい九州電力薬王堂特種東海製紙、コラボス、アメイズ を整理して、ポートフォリオの耐久力を高めていきたいと思います。昨年も同じ目標を立てていましたが、特種東海製紙に大きなポジションをとって、かえって大勝負の銘柄を増やしてしまったので、反省です。

 

 市場では何が起こるかわかりませんが、暴落があれば買い向かっていくつもりです。カタリストとしては、日本の金利引上げに注目が向かいそうです。急激な円高が生じる可能性を視野に入れながら、投資を楽しんでいきたいと思います。