今年も誕生日を迎え、例年通りねんきん定期便が届きました。
1 年間で90万円弱の年金保険料を支払い、65才以降の年金支給額が年額74,000円弱増えて、94万円ほどになっていました。
使用者が同額収めていることを考えると、年間180万円弱を年金に拠出し、年金支給額が74.000円増えるわけですから、回収するのに25年ぐらいかかりますね。90才まで生きないと回収できないわけで、厚生年金は相当に効率が悪いなと思います。この先、支給額の減額もあるでしょうから、たぶん回収できないまま生涯を終えることになりそうです。まあ、終身年金なのでやむをえないところもありますが。
9月から厚生年金保険料の報酬月額がさらに1段階増え、納める保険料が増えることになると思います。なかなか厳しいですが、昔はこれだけ多額の保険料を拠出しているのに、年金が支給されるまでの数十年間何のフィードバックもなかったわけですから、ねんきん定期便自体は価値のある政策だと思います。
年金の支給予定額も勘案しながらアーリーリタイアの計画を考えていきたいと思います。