円高が進んでいますね。短期的に円高が進むだろうと予測していましたが、eワラントで為替プットを買ったのと輸出株を売るぐらいしか対策しておらず、しかも、為替プットはうまく機能しなかったので、為替市場を見ているだけの状況が続いています。
その反面、長期的には円安が進んでいくんだろうと感じています。日本経済は今後、成長が見込めず、日本の通貨の価値も落ちていくだろうと予感しています。自分の投資の目標は、安定的にキャッシュを生んでくれる資産を作ることと、資産を外貨建てにしていくことです。前者は少しづつ進んでいるものの、後者は為替市場のタイミングをはかるばかりで一向に進んできませんでした。
タイミングをはかるのは難しいから衝動的に一括で外貨に替えようかと思うこともありますが、それこそ失敗の元だし。大きく利益を上げる必要はないので、安定的に外貨に資産を振り替えていく方法がないか検討してきました。
昨年の秋にSBIがFXの積立を導入し、ちょうど良さそうな感じなので、今日から始めることにしました。平均買入レートの値動きを中和するため、ドルコスト平均法を使って、円建てで買入額を指定しました。
円建てだと円安のときには買い入れる米ドルが少なくなり、円高のときには買い入れる米ドルが多くなって、加重平均によって買入レートの変動を抑えやすくなります。ただ、よく誤解されていますが、ドルコスト平均法によって必ず有利になるわけではありません。
ちょうど1日1万円になるように月間で30万円を指定しました。実際には平日の午前中に毎日買い付けていくので、1日15,000円ぐらい買い付けていくことになります。
ある程度残高が貯まったところで、現引きしていきたいと思います。積立FXからは直接現引きはできないため、売買が必要になるようですが。まあ、FXのスプレッドは驚異的に小さいので、何とかなるんじゃないかな。
あとはどこまで続けられるかですね。これを続けていくと、給与による資産の増加がほぼ全て米ドルになっていくと思うので、楽しみです。
