働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

証券会社はどこがいいのか。

 自分は高校時代から投資をしているのですが、証券会社もけっこう変遷してきていて、懐かしいから書いておきたいと思います。

 高校生のときに最初に口座を開設したのは野村証券でした。未成年だと取引のたびに親の承諾書を出さなくちゃいけないし、電話で聞かないとリアルタイムの株価も分からなくて、ほんとにめんどくさかったですね。当時は手数料も規制で一律に決められていて高かった。税金は安かったですけどね。

 大学時代にIT革命が始まって、手数料規制も取り除かれてオンライン証券が出てきました。未成年でもオンラインで取引できるということで、手数料も大幅に下がったし、夢のようでした。新発のマネックス証券に口座を開いて、野村証券の口座は閉じました。

 社会人になって、オンライン証券の価格競争が激しくなり、マネックス証券よりも数段安いEtrade証券に乗り換えました。今のSBI証券ですね。それ以来、もう10年以上、SBI証券を使っています。ただ、途中、数年間はカブドットコム証券の口座も使っていました。

 今、どこの証券会社がいいかなあと思うと、それぞれの魅力は以下のような感じです。

 SBI証券は、
・最安ではなくなってしまったものの、手数料がそこそこ安い。
・いろいろな海外の有価証券への投資ができる。
IPOが豊富。IPOポイント制度があり、時間をかければ当選できる。

 ただ、
・海外の有価証券へ投資する場合、円貨からの直接投資ができず、一度外貨を買わないといけない。また、特定口座に対応できていない。

 SBI証券と比較すると、マネックス証券は海外投資に特定口座が使えること、カブドットコム証券は、手数料が高く、サイトの使い勝手が悪いものの、一般信用取引ができること、GMOクリック証券は手数料が安く、株主優待で手数料無料にできる反面、海外投資や貸株ができないことという特徴がありますね。

 利用する金融機関はできるだけ少なくしたいので、複数の口座を持つことは考えていません。一長一短あるけど、当面はSBI証券を使っていこうと思っています。海外投資の特定口座への対応もそのうちするだろうし。ただ、カブドットコム証券の一般信用取引は魅力なんですよね。優待目的のクロス取引で安定的に利益を上げることができるので。SBI証券一般信用取引を導入してくれないかなあ。そうすればもう迷う必要ないんですけどね。