働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

FOMC 9月で資産縮小停止

 今朝はFOMC金融政策決定会合の結果が発表され、金利据え置きと同時に9月で資産縮小を停止すると報道されました。予想以上の緩和的な姿勢が明らかとなりました。

 これを受け、米国金利は2.5%強まで急落しました。円高も1円ほど進みました。

 昨年12月に米国の中期社債に投資するVCITを大きく買い付けましたが、当時、米国政府が国債を増発し、FRBが資産縮小を進めれば、金利に上昇圧力がかかるものの、経済が悪化すればFRBの資産縮小も止まるだろうから、いずれ金利は下がってくるだろうと予測して投資に踏み切りました。

 この予測が的中して、米国金利の低下に伴い、VCITに大きな評価益が生じています。毎月、分配金を生んでくれるし、素晴らしい投資になりました

 2年前に米国の短期社債に投資するVCSHを$79.5で買い付けましたが、一時$77.5ぐらいまで下がったことがあったものの、価格が上昇し、昨日の終値ではほぼ買値を回復しました。

 金利が高いときにVCSHを買い増そうかと検討したこともあったので、何もしなかったのは悔やまれるところですが、代わりにVCITを底値で大量に買ったので、債券投資全体としてはうまくいったと考えています。

 本格的にFRBが再緩和に転じればさらに金利が低下していくと思うので、債券の評価益は大きくなっていきそうです。分配金を得ながら、次の投資を検討していきます。