今年、株価が下落傾向にあったピジョンと資生堂の平均取得単価を短期売買で引き下げ、その後、中国の景気対策が発表されて株価が上昇し、評価益に転じていましたが、先日、両社とも決算が発表され、昨日の寄付で株価が暴落しました。
ピジョンは寄付で5%以上下げ、引けでは9%以上の暴落。資生堂は寄付で8%弱の下げ、引けでは7%の下落でした。どちらも中国市場の影響を受ける銘柄なので、トレンドとしては下落方向が続くかもしれません。
寄付き前から売り圧力が大きかったので、どちらも大きく買い増して平均取得単価を引き下げ、株価が戻ってきたところで買い増した分を売却しました。ピジョンは買増分全てを売り切ることができず、ポジションが多めに残っています。
資生堂は8月に3,400円で投資しましたが、平均取得単価は3,000円を割り込みました。ピジョンの平均取得単価も90円ほど下げることができ、配当利回りが5%強に上がりました。
ピジョンは業績は横ばいで配当も維持しているため、有利子負債がないことをあわせて考えると、少し多めに保有しておき、年末の配当を受けつつ、株価の回復を待ってもいいかなと考えています。
資生堂は業績の悪化が厳しいので、ポジションを増やさずに投資を維持できればと思います。
今週はトランプ大統領の当選やFOMCにより利下げがあり、イベント続きでしたが、NY市場が最高値を更新するなど、うまく通過しました。キャッシュを確保しながら、市場を見ていきたいと思います。