働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

薬王堂 2020年5月第1四半期決算

 市場は上げたり下げたりしつつも、高値圏で安定しています。6月の配当、優待ラッシュが終わってしまい、あまり株価に関心がなくなってきました。評価益があっても評価損があっても特に売らないので。投資とはこれぐらいの距離感がちょうど良いのかもしれませんね。

 そんな中、かなり大きめのポジションに育っている薬王堂が第1四半期決算を発表しました。結果はすごく好調でした

 想定されている年間の1株利益は158円ですが、第1四半期だけで53円の利益を生んでいました。月次の売上げを見ても、3月が前年比114%、4月が120%、5月が108%と大きく増加していたので、それが利益の増加につながっている形です。

 ちなみに、6月の月次売上げも110%となっており、引き続き好調が続いています。コロナは全然関係ないようです。このまま好調が続けば、中間決算か、年明けの第3四半期決算の発表で通期業績の上方修正がありそうです。ここ数年は、大きな上方修正がなかったので楽しみですね。株価が大きくあげれば株式分割も視野に入ってきそうです。

 最初に薬王堂に投資したのは、2014年の3月で、それから店舗数、売上、利益ともに堅調に増加を続け、市場が厳しい時でも株価は上昇を続けてきました。本当に順調な成長を遂げており、安心して保有を継続できています。株価は決算を受けて上昇したものの、再び下げてきたので、買い増しても良さそうですね。