今週は後半に経済イベントが目白押しですね。木曜日の午前3時頃にFOMCの政策決定、夜にはギリシアとEUの債務交渉結果、金曜日の昼に日銀の政策決定がそれぞれ発表されます。いちばん可能性が強いのは、FOMCは利上げなしで無風で通過し、ギリシアの債務交渉はもうしばらく先送り、日銀の政策決定も追加緩和なしで無風で通過という感じでしょうか。ギリシア問題は先送りでも市場はネガティブに反応しそうですね。
ただ、どれか1つでも意外性のある結果が出れば、市場は大きく動くのではないかと思います。というこで、今週は前半に持株を売却してポートフォリオを縮小しようと考えていました。充分に利益がのっていて、ある程度大きく保有している銘柄ということで、伊藤忠商事を全て売却しました。
ちょこっと利益がでました
伊藤忠商事は中国ビジネスに非常に力を入れているので、中国が利下げをすると株価が上昇する傾向にあります。中国は景気減速がかなり深刻になっており、今後、追加利下げがあると思いますが、景気減速が続けば、伊藤忠商事にとってもかなり大きな逆風になると思うので、ここで売却しました。
伊藤忠商事は今年に入ってから新たに投資した銘柄で、売買を繰り返しながら平均取得単価を下げた経緯がありました。最後に、1692円まで引っ張って、だいたい3割ぐらいの利益になりました。きれいな投資でした。今月中に3月末の配当も入ってくる予定です。
これで波乱の週後半に突入していきます。みずほのどでかいポジションで評価損を抱えているので、なかなか心労が大きいですね。