そんな中、ホンダはほとんど上昇せず、3600円台が続いています。タカタのエアバッグ問題に火がついており、上値が重くなっていますね。この問題がなければ、もう4000円に到達してたんじゃないかと思います。毎日、米国のNBCニュースを見ているのですが、米国ではタカタではなくて、まるでホンダが悪いことをしたかのように報道されています。タカタの知名度が低いせいかもしれませんが。。
現在の為替水準を見ると、ホンダは確実に業績を上方修正すると思いますが、その一方、中期的にはエアバッグ問題の悪化が避けられないと感じました。もちろん、この問題でホンダの企業としての価値が永遠に損なわれることはないと信じていますが、米国においてイメージダウンが避けられないと思います。業績とエアバッグ問題の双方を考えると、投資を継続すべきかどうか分からなくなりました。日経平均が上昇し続ければ株価は上がるかもしれませんが、エアバッグ問題の報道がある度に調整が入るかもしれないと迷いました。
分からないとき、迷ったときは撤退。
自分が投資において守ってきた鉄則の一つです。大成功しない代わりに、これまで破滅しないでこれたのはこれが理由だと思っています。
そんな感じで、ホンダを一部売却しました。
ちょこっと利益がでました
総選挙後までは日経平均は上昇しそうだという観測が出ていますが、株価は実体経済から乖離し始めていると感じています。今後もポートフォリオの縮小に努力していきます。
