働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

インド 緊急利下げ 再

 インドの中央銀行が、また緊急利下げを発表しました。金利は0.25%下がり、7.5%になります。週末に中国が利下げを発表しましたが、世界のどこかで連日のように金融緩和が行われていますね。

 今年の予算案が発表された後に、予算の内容を見て再利下げをするという予測が大勢を占めていたので、4月の定例会合で再利下げかなと思っていました。そのため、今日の緊急利下げは予想外でした。インド中銀は政策変更を躊躇なく実行するんですね。

 利下げを受けて、SENSEX指数は史上初めて30,000台にのせましたが、その後急激に下げ、29,200台で引けています。インドは政府と中央銀行が、インフレ率を6%にすることで合意しましたが、原油安の影響もあり、この程度のインフレ率であれば、まだ利下げ余地はあるように思います。そのため、SENSEX指数は一時的に調整するものの、中期的には上昇していくと見ています。

 SENSEX指数が30,000台の値固めを終え、そこから上昇してくれば、インドベトナム株ファンドを売っていくつもりです。他方、信託報酬が安いインド株ETFは、長期的なインドの発展に期待して、保有を継続する予定です。

 逆に株価が下げてくれば、インド株ETFを追加で買いたいと思います。8年前にインドベトナム株ファンドに投資してから、ずっとインド経済を見つめてきましたが、アップダウンが激しいながらも、この国の経済発展は止まらないと感じています。