日経平均は今日も500円近く下落しました。大発会からずっと下げて、10%ぐらい下げましたね。暴落です。市場は悲観にとらわれてしまっていますね。
ただ、先週末の米国雇用統計は良かったし、日本経済も年末からの1週間で何か壊滅的なイベントがあったわけでもありません。どう考えても下げすぎだろうと感じています。
今日は、特に下落の激しいホンダに追加で投資しようかと思ったのですが、なんとホンダは大幅高で寄り付きました。買おうと思うとこうなんだよな~。
そこで、以前から市場が暴落したら投資してみたいと考えていたS&P500 VIX インバース ETNを買いました。米国の恐怖指数先物に投資するETNですね。
恐怖指数は市場のボラティリティを測る指標で、平常時はだいたい15前後となり、市場のボラティリティが高くなる暴落時などは40近くまで上がることがあります。危機が去ると、また下がってくる特徴があります。
そのため、恐怖指数が30近い時に売って、危機が去った時に買えばいいんじゃないかと思ったのですが、自分が調べた当時は、恐怖指数由来のETFは空売りできなかったんですよね。今はどうなのかちょっと分かりませんが。
そこで、インバース型を市場の暴落時に買い、危機が去るまでほっとけばいいという結論に至りました。
厳密に考えると、恐怖指数の先物に投資するのと恐怖指数そのものに投資するのはかなり違うのですが、それでも危機が去って、恐怖指数が下がってくれば、恐怖指数先物のインバース型は上昇が見込めます。
一昨日の米国の恐怖指数は27を超えており、なかなかいい感じでした。昨日は24まで下がってしまいましたが、インバースETNは今日も下げてきたので、寄付きで成行買いしました。
今日は結局、中国株がゆるやかに上昇し、現時点では日経先物もNYダウCFDもかなり上げています。危機の本質はただの悲観だけということに市場が気づき始めたのではないかと思います。良いタイミングで投資できたかなと思います。
まあ、今回の投資は、市場の混乱に乗じて利鞘を取ろうという戦略なので、本来の高配当株とは違いますが、新しい投資手法として、成功するか見極めていきたいと思います。そこそこ利益がでれば手放す方針です。