昨日、日銀は追加緩和はできないだろうと書きましたが、新しい緩和が導入されました。銀行が日銀に預ける預金にマイナス金利をかけるというものです。全く予想外でした。
日経に「日銀 マイナス金利導入を議論」という速報が流れた後、日経先物も為替も大きな動きがなかったので、追加緩和なのかよくわかりませんでしたが、たぶん革新的なことをやったのだろうなという気がしました。その後、日経先物が700円以上急騰し、後場が始まると、日経平均は急激に下げていきました。市場も評価に悩んだようですね。一方、為替は円安が進みました。
最終的には400円以上日経平均が上昇して、17,500円を回復して引けました。為替もドルが120円台を回復しました。
自分はフルポジションで勝負していたので、資産が大幅に回復しました。日銀は追加緩和をしないと予想していたので、一時的に円高株安がくると覚悟していましたが、良い方向に大きく裏切られました。小型株は反応が薄かったですが、大型株を中心に値を上げましたね。
黒田総裁は、量的、質的緩和に加え、金利をマイナスにまで引き下げるという選択肢を示したので、今後も追加緩和を実施する余地が広がりました。
ほんとにやり手の総裁だなと思います。
ただ、このマジックのような手法が本当にいつまでも続けられるのか、注意していかないと危ないだろうなという予感もしています。
まあ、とりあえず、今日は良かったです。おもしろかった。
