働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

電力各社 決算発表続く

 市場はボラタイルな動きが続いていますね。今朝のFOMCは穏やかな内容で、NYダウは上昇するかなと思いましたが、引き続き利上げ路線を残しているという受け止めが強く、下がってしまいました。これは予想外でした。

 明日は日銀の政策決定がありますが、追加緩和はないと見ています。ここで緩和をしてしまうと次の一手がなくなるため、日銀はもう少し手段を温存して、参議院選挙の前か、来年の消費増税の前を目処に大規模な追加緩和を打ってくると思います。明日、追加緩和がないと、一時的に株安円高が進みそうです。充分に日経が下がっているので、なかなか辛い状況ですね。

 そんな中、電力各社の決算発表が始まりました。第3四半期決算ですが、通期の業績予想をあわせて発表するところが多く、どこも堅調です。原油安が効いてきています。四国電力は20円配を発表し、東北電力は25円配に増配しました。中国電力は引き続き配当未定です。

 昨年の夏から九州電力で大勝負していますが、他社を見る限り、明日の第3四半期決算発表で通期の業績予想と配当予想も発表しそうですね。他社と同様、原油安が効いてくる上、原発が稼働しているので、業績はかなり良いと思います。復配も実現するとみています。随分待たされたからな~。

 いちばんうれしいのは、四半期配当に移行して、少しづつでも配当を受けることですが、これはまあありえないとして、期末に30円配当してくれれば大成功、20円で期待通り、10円だと少ない感じですね。原発を動かしていない東北電力四国電力よりは多く配当して欲しいところです。

 明日は日銀の政策決定会合に九電の決算発表と大きな動きのある1日になりそうです。楽しみだな。