今週末は決算発表のピークを迎え、大きく投資している九州電力も中間決算を発表しました。
非常に好調な業績でした
売上は九州外での販売電力量が伸び、また、猛暑の影響もあって4%弱増加となりました。販売電力量が下げ止まってきたのが大きいですね。経常利益は825億円と前年の5倍近くになりました。純利益は630億円で1株利益は131円となりました。
ただ、経常利益の増加のうち、260億円が減価償却費の計上方法の変更によるものですので、実態は決算数値ほどは良くありません。
それでも、原子力発電所の稼働が止まっている中で、着実に利益を出し、配当を出しながら自己資本比率を改善しているので、財務改善に向けて順調に経営できていると思います。
通期の業績予想も発表され、年間配当は35円となりました。現在の株価では配当利回りが4%弱あるため、かなり割安だと感じます。
あとは来月と再来月に川内原発が再稼働していけば、とりあえず今年度の業績予想は達成できるだろうと思います。来年度は原発の稼働率がかなり高くなるでしょうから、業績の改善と増配に応じて株価も上がっていくと期待しています。
保有を継続していきます。