来週は米国と日本の金融政策決定会合がありますね。市場は相当動きそうです。
米国については追加利上げなしの市場予想が広がっています。実体経済を見ると悪くはなく、株価の上昇を見ても早めに利上げした方がいいと思いますが、まあ、サプライズは避けるでしょうから、無風で通過しそうです。
日本については難しいですね。日銀が物価上昇予想を後退させる場合には、何らかの追加手段を取らないと市場に無策を見透かされるでしょうし、その反面、次が最後の追加緩和になると思いますので、今回使ってしまうと、今後は能動的な対応が困難になってしまいます。
黒田総裁はG20でも追加緩和に言及したようですが、どうするんでしょうか。
追加緩和に舵を切った場合は、素直に円安株高と見ています。できれば先物やETFで短期ポジションを取りたいところです。中期的にもポートフォリオの中ではホンダを中心に株価が上昇するでしょうし、外貨預金も評価額を上げていくので、恩恵は大きいですね。
追加緩和を断念した場合は、日銀は追加緩和のオプションを既に持っていないのではないかと市場から見られると思います。そうなると、円は100円を超える事態があり得るでしょうし、株価もかなり大きく下げてきそうです。しかも、これが長期トレンドになりそうですね。その場合は、状況を見て先日一部売却したソニーFHを買い戻したり、米ドルを買い始めるつもりです。
とりあえず金曜日の午前中は休暇をいただいたので、市場を見ていようと思います。
楽しみだな。