働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

薬王堂 2016年8月中間決算 株式分割+優待導入を発表

 今日は待っていた薬王堂の中間決算が発表になりました。

 すごかったですね

 まず、株式を12月で3分割することが発表されました。自分の保有分は2014年8月の2分割も受けているので、これで株数は当初から6倍になります。株価が大きく上昇していたので、年内の分割を予想していましたが、実現して良かったです。

 さらに驚愕したのが、株主優待の導入です。薬王堂の商品券が保有株数に応じて贈られます。これまでも株主優待の導入を期待していたのですが、一部に指定替えをした後もなかなか導入されなかったので、もうないんじゃないかと思っていました。優待が導入されると、優待を受けたい個人投資家の新規の資金が流入するため、株価は中期的に上昇していく傾向があります。

 株式分割と優待がカタリストになってオーバーシュートすれば、年末ぐらいまでに株価10,000円もあるんじゃないかと見ています。とりあえず明日はストップ高を予想しています。もちろん売りませんが。

 中間決算自体も良かったです。この会社はドラックストアの経営以外に手を出さないので、売上の伸び率は月次の伸び率ほぼそのままです。売上、営業利益、経常利益、純利益ともに順調でした。期末の配当予想は前期の45円から今期は分割前換算で51円。1株当たり利益は分割後で97円の予想を据え置きましたが、例年通り、年明けの第3四半期決算で上方修正してくると思います。そう考えると、株価はまだ割安なんですよね。

 店舗数の増加がドライバーとなって利益が増え、会社が成長していく。その成長軌道に乗って、自分の資産が増えていく。投資をしていていちばんうれしいことです。

 成長軌道が続く限り、保有を継続していきます。