今朝はFOMCの利上げ決定がありました。短期金利は0.75-1.00%に誘導されます。まあ、予想通りでしたね。市場の注目は年内の利上げペースがどうなるかに移っていましたが、年内に後2回ということで、ここは変化なしでした。
決定を受けて、市場では急激に円高が進み、113円台前半まで来ています。先週は115円台後半まで下がったので、大きく動いていますね。利上げペースの加速がなかったことが市場の予想に反したようです。米国の長期金利も2.6%まで上昇していましたが、下げています。
先週、115円台に乗せたところで、毎日の積立FXを中断していたのですが、今日からまた再開しようと思います。FXはいつも失敗ばかりであまり合ってないなあと感じていたのですが、ゆっくり取引するとうまくいくような気がしています。
FOMCは、年内に5月3日、6月14日、7月26日、9月20日、11月1日、12月13日と残り６回開催されます。一般にはイェレン議長の記者会見がある6月、9月、12月が利上げしやすいと考えられていますが、あと２回の予想なので、これら以外も注意が必要だと思います。もちろん、利上げペースが上がってくることも充分にあり得ます。
さらに、利上げ以上に注目されているのが、肥大化したFRBのバランスシートを縮小していくかどうかです。縮小を決めれば、利上げ以上の金融引き締め効果があると思うので、長期金利もかなり上昇するでしょうね。
しばらくは積立FXで米ドルを確保しつつ、順次VCSHに投資して、金利が充分に上昇するのを待ちたいと思います。
