働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

薬王堂 2017年11月第3四半期決算

 年明けから日経平均が暴騰しましたね。さらに昨日も連騰したので、このままだと日経は意外と早く24,000円台に乗りそうです。

 新年最初の雇用統計はそれほど良くはなく、若干円高に触れました。これぐらいだと、金利の上昇速度が緩やかになるという予想が働くので、中期的にはちょうどいい感じかもしれません。雇用統計を見届けて寝たら地震で起こされましたが。。

 さらに昨日はポートフォリオの中核になってきている薬王堂の決算発表がありました。上方修正があるかなと期待していましたが、あまり良い結果とならず、上方修正もありませんでした。

 売上は前年比10%増で想定通りでしたが、営業利益の伸びが2%強にとどまりました。第3四半期は、売上原価はこれまで通りでしたが、販管費が増えてしまっていました。経常利益は11%増、純利益は19%増となっていますが、単発的な受取補償金があったことが大きく、利益の質が良くありません。それにしても販管費2億円ぐらい増やして何に使ったんだろうな。。

 1株当たり利益は108円で、期末の予想は128円です。このままいけば、期末の予想は達成できそうですが、販管費の伸びを抑えないと、売上の成長が利益の成長につながってこないですね。

 ただ、店舗の増加がドライバとなって売上が伸びていく構造に変わりはないので、保有を継続していくつもりです。