働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

FOMC 利上げ

 今週は市場が好調でした。日経平均は24,000円台を回復し、バブル後最高値を更新しました。為替も円安が大きく進んで、113円台半ばに来ています。

 木曜日の早朝にはFOMCがありました。予定通り利上げを実施し、米国短期金利は2%-2.25%となりました。年内12月のFOMCで再度の利上げ、来年は3回の利上げを見込んでいるようです。再来年に1回の利上げをして打ち止めの予想となっていますが、その場合、短期金利は3.25%-3.5%となります。

 バランスシートの縮小も進んでいくため、そこまで引き締めて米国経済が続くか疑問に感じています。そもそも米国経済は好況がかなり長く続いているため、いつ調整局面に入っても不思議ではありません。関税をかけて貿易を縮小し、金利を上げて投資を抑制すれば、いつまでも好景気は維持できないと思います。そうなると、利上げは予想よりも早く終わるのではないかと思います。

 年末の利上げ後、来年最初の利上げぐらいまで様子を見て、大きめに債券ETFに投資していきたいところです。現在、中期社債に投資するVCITの利回りが3.46%なので、もう少し利回りが上がってくれば、投資対象として充分魅力的になってきます。逆に株への投資は抑えていかないと、大きな調整があったときに評価損が拡大しそうです。

 夢から覚めた時に生き残れるようにしていかないといけないですね。