働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

令和始まる 今後の投資方針

 令和が始まりました。新しい時代が始まるので、連休中であることもあり、自分の今後の人生を考えたりしています。

 投資についても今後の長期計画を立ててみました。

 自分は物事がすごく長く続く性格で、それが競争力の源泉になっていると思っているのですが、10年ほど前にも投資の計画を立てており、今のところ、計画を上回って資産を増やしてきています。

 今回は、アーリーリタイアに必要な金額を計算して、リスクを大幅に抑制する観点で投資方針を検討しました。

 アーリーリタイアに必要な金額ですが、1億3千万円を目標に設定しました。

 よく1億円あれば投資して遊んで暮らせるというのを目にしますが、あれって投資していない人の感想じゃないかなと思います。総資産が1億円の場合、投資に1億円は投じないと思うので。

 自分の設定では、無リスク資産4千万円、リスク資産9千万円を積み上げて、リスク資産を3%以上の利回りで運用することを想定しました。これであれば、現実的に無理が生じないと思います。その際、債券割合を60%以上、海外割合を80%以上にして、リスクを抑制します。個別銘柄への投資は利回りが4%以上の場合に限り、かつリスク資産の1%未満にとどめます。これにより、キャピタルゲイン狙いの投資は終了します。

 さらに、これらのベンチマークと現状がどれぐらい乖離しているかをいつでも見ることができるように、numbersでスプレッドシートを組みました。最新のnumbersだと、株価と配当利回り、為替を自動参照してくれる関数がついていて、自分のポートフォリオの現状を監視できるんですね。MAC OSを最新にしてからnumbersを最新版に更新するなど、けっこう手がかかりましたが。

 その結果、令和初日の時点では、債券割合14%、海外割合19%、ポートフォリオの利回りは2.55%になっていました。今後は大きく投資している日本株を低減して、海外債券に振り向けていく必要があります。

 方針を立てた以上に、いつでも現状を把握できるようにスプレッドシートを作れたのがかなり大きいですね。乖離が見えると方向が明確になるので。これだけでも今年のGWは価値がありました。

 方向性も明確になったので、今後、5年程度かけてポートフォリオを調整していきたいと思います。