債券への投資を積み増すため、週末はエクソンモービルとクラフトハインツを売って米ドルを調達しましたが、その米ドルをVCITに投じました。
VCITは米国の中期社債に投資するETFで、2018年の冬にかなり大きく投資してからもう4年ほど保有していますが、株価の上下があったものの、売ることなく毎月、分配金を得てきました。今年に入って米国金利が急上昇し、株価が下落してきたので、ポートフォリオの債券割合を高めるためにもどこかで積み増したいと考えていました。
米国の5年債金利が4.4%、10年債金利が4.2%を超えてきたので、さらに金利が上がることがあったとしてもだいたい先が見えてきたなと感じ、週末に追加で投資しました。
個別の債券も魅力的ですが、デフォルトリスクを深く負う必要もないと考えて、結局、ETFに投資しました。米国債に投資すれば完全にデフォルトリスクを排除できますが、米国に留学しているとき、投資適格の社債に分散投資している場合、長期で見ると米国債への投資よりもリターンが良くなると習ったので、それを活かして社債ETFを選んだ経緯があります。
これでポートフォリオに占める債券割合が2%ほど増加しました。今回、株式を債券に振り替えたことによる短期的な損得はわかりませんが、長期的には、目標としているポートフォリオに近づくことができたので良かったと思います。
さらに金利が上昇してくれば、来年前半ぐらいまでを視野に、長期社債に投資するVCLTへの投資を始めるつもりです。まだまだ航海は続いていきます。
