働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

海外ETF 利回りを計算しました。

 昨年からインカム重視で投資を始めた海外ETF。二重課税の負担があるので、NISA口座と組み合わせて高い利回りを実現しようと考えました。今年は2年目ですが、今週、PFFを買い付けてNISAの投資枠をほぼ使い切ったので、現在の手取り利回りを計算してみました。

 VCSH 米国短期社債 元本 $9,937 年間分配金 $198 利回り 1.99%
 SRLN バンクローン 元本 $19,908 年間分配金 $598 利回り 3.00%
 PFF  米国優先株  元本 $21,190 年間分配金 $1,003 利回り 4.73%

 合計  投資元本 $51,035 年間分配金 $1,799 利回り 3.53%

 PFFはNISAで投資していますので税率10%ですが、VCSHとSRLNは二重課税で税率が28%になっているので、利回りがかなり低くなっていますね。
 それでも合計利回り3%以上を目指しているので、3.53%あれば充分です。今年、さらに金利が上昇してくればVCSHを追加したいと考えているので、実現すれば利回りは3%台前半になると思います。できれば今年中に$30,000程度は追加で投じたいところです。

 二重課税の負担があるのに海外ETFにこだわっているのは、円で資産を持つのを避けたいためです。率直に言って、日本の人口問題は解決が不可能であり、このままだと2020年代には財政が破綻するのではないかと見ています。今後も日本の成長株で得た利益を海外ETFに投じて、資産の保全を図っていきたいと思います。