今年の日本株の取引は、長期で保有していた全世界株ETFやオリックスの一部売却、クレアルとポーターズのIPOなどで若干の売買益が出ているため、年末に向けて損出しをしました。
ポートフォリオの中で少額の評価損が出ている沖縄電力を売却して買い戻しました。沖縄電力は原油価格の上昇と円安によって発電コストが上がりきってしまい、秋に莫大な損失を発表して、無配に転落、株価も大きく下げています。
最初は2年前に1,400円前後で投資し、今年の春に短期売買を繰り返して平均取得単価を1,210円まで下げましたが、無配転落で評価損が大きくなる一方でした。損切りも考えましたが、経産省に40%以上の値上げを申請したため、いずれ復配するだろうと見て、保有を継続することにしました。
損出しで少しだけ税金が還付されました。損出しをすると、税還付に加えて、売買益によって平均取得単価を下げるので、ポートフォリオが強靭になっていきます。
年末は資産関係でやることが多いですが、少し進みました。来週は与党の税制改正が発表される予定で、新しいNISAの詳細が明らかになると思います。楽しみだな。