働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

2020年 今年のキャッシュ

 今年も来週を残すだけとなりました。とにかくコロナ感染の動向が市場を左右した一年でした。日経は23,200円で始まり、3月中旬に16,500円まで下げ、そこからは上昇を続けて26,000円台で年末を迎えています。

 ポートフォリオ日本株はけっこういろいろ入れ替えました。AOI TYO、星野リゾートリート、日経インバース、ヤマダ電機GMOアド、アールシーコアを売却し、ブリヂストン三菱ケミカルGCA伊藤忠エネクス学究社三菱UFJリースアイネット、前澤化成工業、沖縄電力に新規で投資しました。FPG、オリックスJTは平均取得単価を下げながら買い増しました。

 買い入れたのは優良な高配当銘柄ばかりで順調に配当金を産んでいる上、市場が底値のときに買ったものも多く、評価益が生じています。三菱ケミカル損切りなど失敗もあったのですが、総じてうまく取引できた1年だったと思います。暴落を買うという姿勢を維持できたのが功を奏しました。

 今年、ポートフォリオが産んでくれたキャッシュは、
 配当金 1,154,320円 
 貸株     44,722円
 合計  1,199,042円

 となりました。過去最高を更新しました

 特に手をかけなくてもこの水準の収入が入ってくるというのは、精神的にも大きいですね。

 昨年の年末には、暴落に備えて銀行口座から証券口座へ送金を行わず、買付余力を厚くしたと書いていましたが、今年は春の市場の混乱に乗じて、資金を投じたので、買付余力は減りました。

 ここまで市場が過熱すると、来年はまた大きな暴落がありそうなので、追加の資金投入は慎重に、買付余力の回復を優先させていきたいと思います。