昨日は第1四半期決算の発表がピークでした。自分の保有銘柄も発表が予定されていたので、好業績に期待して取引は控えていました。
ホンダの第1四半期決算はかなり好調でした
売上、営業利益、純利益共に前年同期比でプラスになりました。特に純利益は20%程度伸びて、1株当たり利益は100円強となりました。仮にこれが通年で維持できれば、年間の1株当たり利益は400円程度となり、現在の株価はPER10倍しかなく、かなり割安だと思います。
会社側は通期の業績予想、配当予想は据え置きましたが、通年の為替レートをドルで115円と想定しており、現在の為替レートが続けば、上方修正がありそうです。米国の利上げまでは為替レートは安定しそうなので、少なくとも上半期については楽観的に見ています。
タカタのエアバック対策の費用がかさんだようですが、利益の源泉である北米も好調ですし、中国も伸びて、無事にこなしたようです。ここ数年のトヨタの株価に比べると、非常に出遅れているので、今回の決算をカタリストとして株価の修正に期待できそうです。
ただ、この決算を受けて、夜間に米国のADR市場で株価が大幅に上昇したため、週明けの日本市場でも同水準に上昇してくれば一部の売却を検討したいと思います。保有していてもいいのですが、フルポジションで現金余力が全くない状況なので。
ホンダに対する投資はもう10年近くになりますが、ほんとに裏切らない企業ですね。安定的に利益をもたらしてくれており、保有株数を調整しつつ、今後も投資を継続していくつもりです。