今日は日銀の金融政策決定を巡って、デイトレで損切りを連発してしまい、ろくなことない日だなと思っていましたが、夕方になってサプライズがありました。
九州電力が第1四半期決算を発表し、大幅な経常増益となりました
営業利益は昨年度第1四半期の280億円から447億円に増加、経常利益は212億円から379億円に増加となりました。昨年度の第1四半期は原発が稼働していなかったので、再稼動が大きく業績に寄与しました。また、今期も燃料費調整の期ずれが生じたようです。円高が急激に進みましたからね。
純利益は熊本地震があったことにより、大きな黒字にはならないだろうと思っていましたが、216億円となり、これも昨年度よりも伸びています。熊本地震による特別損失は100億円でした。
総資産は4兆6361億円で、前期末から1120億円ほど減少した一方、純資産は4999億円から5094億円へ増加し、自己資本比率は改善しています。資産が減少し、純資産が増加しているので、負債は減少しています。特に、有利子負債は前期末から464億円削減となっています。
財務の改善が明らかに進んでいます。熊本地震があっても、これだけの利益を計上できるなら安心ですね。新しい知事が川内原発を止めるよう求めていますが、直ちに停止ということはないと思うし、玄海の審査も最終盤まで来ているので、保有を継続していきます。
中間決算が楽しみだな。