トランプが大統領選挙に勝利して以来、円安株高が止まりません。自分はほぼフルポジションで大勝負中なので、かなり評価額が上昇してきました。当面はこのまま市場を見つめていきたいと思います。
そんな中、今日は税制改正大綱の決定が報じられました。毎年注目している証券税制では、積立NISAの導入が決まりました。年間40万円までの投資が最長20年間、非課税になります。
NISAの使いづらい面はもう明らかになっているのに、それを直さないままに新たな制度の導入に行き着いてしまいました。これで喜ぶ投資家いるのかなー。
金額が小さい上、NISAが3種類になって複雑になります。しかも、積立NISAは、分散投資型の投資信託に限って認められるようです。投資においていちばん大切な自由な選択を害してしまっています。
米国に留学していた頃、税制がいかに人々の行動を変えるかという実例をたくさん学びました。今回の証券税制の改正は、税制の持つ力を活かせていない気がします。制度が複雑化して、かえって投資家を遠ざける気がします。
どうしようもないですね