働くキャッシュカウ

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金融庁 税制改正要望を公表

 今日で8月も終わり、例年通り、各省庁が概算要求と税制改正要望を公表しました。今年は資産所得倍増計画が打ち出されており、NISAの拡充が議論になっていたため、金融庁税制改正要望を楽しみに待っていました。

 

 公表された資料を読んでみたところ、2024年から予定されていた新NISAへの移行を取りやめ、新たなNISAとして、制度の恒久化、非課税保有期間の無期限化、年間投資枠の拡大、つみたてNISAへの一本化などが打ち出されていました。

 

 非課税保有期間の無期限化が実現すればかなり大きな恩恵になると思います。年間投資枠の拡大が小幅にとどまっても、無期限に積み上げていけば投資限度額がかなり大きくなるので。

 

 本格的な検討はこれからになると思いますが、2024年に移行が予定されていた新NISAは複雑すぎて意味がわからなかったので、事実上、中止になっただけでもプラスだと感じています。新たなNISAは、できるだけ制約が小さく、シンプルで自由度の高い制度になるのを期待したいと思います。