働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

三菱ケミカル 売@627.7円

 今年も残りわずかになってきたので、年間の実現益を計算して、ポートフォリオの損出しをすることにしました。

 今年、コロナが深刻化した後に、短期売買狙いで大きく買い増した銘柄のうち、JTブリヂストンは先月、買値を上回った際に売ることができたのですが、三菱ケミカルが残っていたので、持ち株の大半を売り、損切りしました。これにより、税金が還付されます。

 三菱ケミカルは業績の悪化で株価が600円を割り込んでいましたが、業績回復を織り込んだレーティングの改善を受けて、先週から株価が回復してきていました。長期的には株価が上昇していく余地があると思うので、また株価が下落してくれば、大きく買い増して平均取得単価を切り下げたいと思います。

 昔は損切りはしない方針を頑なに守っていたのですが、マーケットの魔術師を繰り返し読むうちにむしろ積極的にした方がいいんだなと考えるようになりました。来年も実現益の範囲で評価損を処理していきたいと思います。