昨日、第47回総選挙が終わりました。自民公明で衆議院の３分の２を取り、野党は大物議員も落選するなど、事前の予想通りの結果となりました。結局、選挙前と変化があったのは、次世代の党が議席を減らした分、共産党が議席を増やしたことぐらいでした。
今後も自民党が政権を握るわけですが、とりあえず、再来年の参議院選挙までは大きな政治的障害がないため、安定的な政治が続きそうです。ただ、これが日本経済にプラスに働くかは不透明なところです。安倍政権は規制緩和をほとんど何も実行できていないので、今後も期待できそうにありません。金融緩和と円安が限界に来ているため、これ以上有効な経済政策を打てそうにないと感じています。
来年は米国の利上げがあると思うので、その前後で市場は相当動揺するのではないかと思います。日本の株価は上昇するという見方が多いようですが、自分は、金融緩和と円安頼りで上昇を続けてきた日経平均には大きな調整が入ると予想しています。
今年はポートフォリオの縮小に努力してきたのでもうあまり株式は保有していないのですが、できればもう一段縮小していきたいと思います。
今日はみずほのデイトレードをしました。長期的な投資を目的として新たなポジションをとるのはしばらく控えたいと思います。どこまで我慢できるかが５年後ぐらいの運用成績を決めるような気がしています。
