働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

米国雇用統計 米国金利が大きく上昇

 昨日は米国の雇用統計が出ました。1月末のFOMCで利上げ姿勢が鮮明となり、株式市場に動揺が広がりましたが、昨日の米国雇用統計は想定を上回る改善で、長期金利が大きく上昇し、1.9%を超えてきました。インフレも懸念されており、原油は$90を上回りました。

 

 様々な市場が明確に転換し始めているのを感じます。長期金利は近々、2%を超えてきそうですね。米国社債に投資するVCSHとVCITを保有していますが、順調に価格が下がっています。金利が大きく上昇してくれば、買い増していくのがいいと考えていますが、円安も並行して進んでいくので、米ドルの調達が難しそうです。その点では、高配当株が米ドルを生んでくれるのはほんとにありがたいです。

 

 ここ数年、債券投資は何も考えずに保有しているだけで金利と評価益を得ることができましたが、これからは少し考えて動いていく必要がありそうです。キャッシュを切らすことがないように注意していきたいと思います。