働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

証券各社 手数料無料化へ

 昨日の米国雇用統計は好調でした。NYダウは$300以上の大幅高となり、また$28,000台を回復しました。こんなに加熱して大丈夫なのか不安になる水準ですね。

 今月に入って証券各社が競うように手数料無料化を発表しました。発端となったのは、カブコム 証券が信用取引手数料の無料化を発表したことです。その後、各社も追随しました。

 ただ、どの証券会社も中核部分は無料にならないようになってるんですよね。カブコム証券で言えば、信用取引手数料が無料になった反面、品受、品渡の手数料が新設されたので、信用取引を通じて現物を売買しようと思うと従来通り手数料がかかります。信用のみの短期売買をする投資家にはメリットが大きいのかもしれませんが。

 自分が使っているSBI証券でも、信用取引の手数料が無料になるのは国内ETFREITのみです。日本で上場されているETFを中心にポートフォリオを作っていく場合には、現物を調達する場合でも信用取引を利用して手数料を節減できそうですが、なかなかの制約ですよね。

 昨年末に手数料を節減しようとGMO証券に口座を開設しましたが、証券各社の手数料無料化はまだまだ途上と感じるため、今後数年は引き続きGMO証券を利用しながら、株主優待で手数料を回収していきたいと思います。