働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

ヤマダ電機 業績上方修正

 昨日の米国雇用統計はすごかったですね。新規雇用者数27万人というのは、市場では想定している参加者がいなかったレベルではないでしょうか。一気に円安が進んで、いい感じです。

 昨日は、ヤマダ電機が中間決算の発表と同時に通期の業績上方修正を発表しました。1株当たり利益は41円強、配当は期末一括で14円となりました。配当はこれまで6円でしたから、かなり大きな増額となります。

 ヤマダ電機については、優待が拡充された際に1,000株投資し、株価が上がってきたところで900株を売り、8月の市場の混乱の中で900株を再度買い付けたという経緯があり、現在の平均取得単価は440円程度になっています。

 とにかく優待が素晴らしく、1,000株だと年間10,000円の買物券がもらえ、長期保有にはさらに上乗せがあります。それに加えて、今後は年間14,000円の配当を受けることができるため、自分の投資額に対する配当+優待利回りは5.5%程度となります。配当だけを考えても、3%を超えていますね。

 ということで、ヤマダ電機は優待目的のおまけ銘柄から王道の高配当株に昇格です。株価の動きをうまく利用して平均取得単価を下げたのも良かったです。やっぱり売買益を狙わずに、おまけ程度の位置づけで中期的な投資をしたのが勝因でしょうね。

 投資において無欲って大事なんだよなあ。勝負をかけると途端に難しくなるので。