今年、リスクと比較して高めのリターンが見込める新たな投資手法として導入した確定拠出年金。
年明けにSBI証券で手続きを始めましたが、予想以上に時間を要して3月に最初の拠出をしました。拠出から運用までのタイムラグも長く、年末までに運用を開始したのは結局10ヶ月分120,000円にとどまりました。
三井住友外債インデックスファンド 47,753円 △51円
野村外債インデックスファンド 32,966円 △170円
三井住友外国リードファンド 32,963円 △1,714円
投資先は海外債券に70%、海外リートに30%として、割合は変えずに継続しました。ただ、SBI証券が確定拠出年金の運用商品を整理したため、途中で海外債券の投資先を三井住友から野村に乗り換えました。
海外リートは変動が大きく、かなり長い期間にわたって大きな評価益がありましたが、年末の市場の暴落を受けて、評価損に転じました。その点、海外債券は変動が小さく、ポートフォリオの安定に寄与しました。
合計では、手数料も加味すると6,318円の評価損になりました。1年目は投資としては負けてしまいましたが、年末調整で所得税が26,400円戻ってきたので、最終的な利回りは高かったです。来年徴収予定の住民税も13,200円減る見込みです。
最初の手続きはかなり面倒でしたが、始めてしまえば何も手間がかからないため、かなり良い投資になっています。投資系の雑誌で特集が組まれまくるわけですね。
減税によるリターンが大きいので来年も投資としてのリターンは追わずに、現在の投資配分を維持して保守的な運用を続けつつ、海外資産を積み上げる一助にしていきたいと思います。あとは拠出限度額が増額になればうれしいですね。