働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

薬王堂 2023年11月第3四半期決算

 今年の大発会は株価の大幅下落で幕を開けましたが、その後、急激に回復して週末はほぼ横ばいでした。年明けから能登地震と羽田の航空機事故が相次ぎ、波乱の展開となりました。

 

 自分のポートフォリオは、比較的好調で評価益を伸ばしています。新NISAが始まり、高配当のバリュー株が選好されていると報じられています。

 

 毎年、年明けは大きく勝負している薬王堂とアメイズの決算が発表されるのですが、今年も週末に薬王堂の四半期決算の発表がありました。

 

 売上は10%増加し、純利益も12%強増加していて、順調な成長を続けています。一株当たり利益は171円で、期末予想は188円と据え置いていますが、実際にはもう少し伸びるのではと思います。

 

 12月の月次売上も発表され、9%ほど売上が伸びていました。12月に4店舗新規出店したので、今後も売上は伸びていきそうです。

 

 今後の注目点としては、福島よりも南に出店するかどうかですね。さすがに東北地方への出店もいずれ飽和状態がくると思うので。あとはドラッグストア業界は再編が起きているので、M&Aなどの対象になれば株価の急騰があり得ると思います。

 

 薬王堂に投資してからもう10年が経ちます。株式分割を繰り返しながら評価益を伸ばしてきました。安定した成長が続いているので保有を継続していきます。