働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

株価暴騰 NYダウ $27,000台を奪還

 今週は、NYダウが$25,383から上昇を続け、週末の雇用統計で暴騰して$27,110で引けました。週間で$2,000近く上昇し、市場でのコロナの影響がほぼ終息しました。

 NYダウの最高値は$29,000台半ばですが、コロナで実体経済が傷んでいる事実があるため、そこまで上がってしまうと過熱しすぎかなと思いますが、勢いが強いのでどうなるか分からないですね。

 自分の海外投資のポートフォリオも、ようやく評価損が評価益に転じたと思ったら、急激に評価益が拡大しています。保有株は売らないため評価損益は多くても少なくても関係ないのですが、やはり精神的には楽になります

 結局、2月の終わりから5月後半までの3ヵ月の調整期間で海外資産に投資できたのは、NY市場で$47,000ほど、東京市場で450万円ほどにとどまりました。厚めに維持していた買付余力の1/3ほどを投入したことになります。年間の配当収益は外貨で$2,000に加え、円で146,000円ほどの増収が期待できます。

 思い返すと、もっと投資しておけば良かったと思う銘柄も多いですね。特に海外リートは回復が出遅れたため、RWRが5月中旬に再度安くなった時に投資しようと思ったのですが、結局せず。上場Aリートへの新規投資も迷ったまま、株価が上がるのを見ていたし。充分な利回りが期待できる以上、行動に出るべきでした

 その反面、暴落に次ぐ暴落の局面でも、新規投資を少しでも増やすために、東証でインデックスETFを買ったのは良かったと思います。さらに、市場が回復し始めた後も、4月に出遅れていたXOMやENB、5月にBCEに投資したのもうまくいきました。ENBは今月、早速配当金を生んでくれて、収益に貢献し始めました。

 市場に過熱感が出ているため、これ以上は追加の投資は避ける方針です。

 株価は下がるときは予想以上に下がり、上がるときは予想以上に上がると、マーケットの魔術師に書いてありましたが、ほんとですね。NYダウが3ヵ月強で$10,000下げて$10,000上げるとは思いませんでした。原油マイナス価格とかもあったし。

 投資はほんとに飽きないな。当面は買付余力を整理して、今後を考えたいと思います。