働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

証券投資と不動産投資

 ポートフォリオを見直していて、海外への投資が$180,000強となり、日本円換算で2,000万円弱になっていることに気付きました。3年以上前にVCSHに投資してポートフォリオの構築を始めたわけですが、コロナの暴落の中で積み増したこともあってこの水準に達しました。

 高配当の個別銘柄が12社、社債ETFが3銘柄、株式ETFが2銘柄と分散も図れており、基本的に買ったら売らないので、このまま配当金を受け取りながら放置してもいいぐらいです。配当金は税引後でだいたい毎月$550ぐらい入ってくるようになると思います。

 投資金額としては都内の中古コンパクトマンションを買えるぐらいなので、昔興味があった不動産投資と比べるとどうなんだろうと考えてみました。2,000万円の1Kのマンションで税引後の家賃収入が6万円ぐらいって、ちょうどありそうなので。

 結論から言うと、やっぱり不動産投資より証券投資の方がいいなと感じます。

 まず、不動産投資は手がかかります。証券投資は時間をかけてもいいし、忙しければ放置しておいても特に問題は起こりませんが、不動産投資だと手続きにどうしても時間がとられます。その上、空室になった場合に、収入が入らないばかりか、管理手数料や固定資産税を払い続けなければいけません。嫌になっても売れるかどうか分からないし。

 不動産に有利と言われる点に、減価償却所得税を圧縮できることや借入れでレバレッジをかけることが挙げられますが、不動産は年月が経過すると実際に傷んで価値が下がっていきますからね 減価償却はキャッシュアウトがないだけで、減価していくの事実だし、借入れでレバレッジを上げることは、損益が大きくなるだけなので、有利にも不利にもなり得ます。

 不動産投資もおもしろそうですけどね。投資手法は絞った方が知識や経験を積みやすいため、自分は今後も高配当株投資に徹していきたいと思います。