働くキャッシュカウ

財務分析を通じて高配当株に長期で投資し、投資先が生み出すキャッシュを分けてもらっています。

特種東海製紙 上方修正を発表

 2月に株式の売出しを発表して株価が急落した際に、市場の方が間違っているのではないかと感じて、大きく投資した特殊東海製紙ですが、その後、少しづつ株価が回復し、平均取得単価3,289円に対して、現在、3,510円となり、7%弱の評価益が生じています。

 

 週明けには自己株式の取得状況を発表し、4月の買付は135,900株となっていました。1日6,800株ほど買い付けていることになり、想定していたよりもかなり積極的に買い入れていました。4月の出来高は100万株ほどなので、インパクトが大きく、株価が上がっているのも納得しました。

 

 自己株式の取得枠は150万株あり、残り250,800株になっています。このペースだと6月で終わり、その後、取得分を消却することになると思います。

 

 さらに、昨日、業績の上方修正を発表し、1株利益を299円から392円に引き上げました。今週末には決算発表があるので、この数字で固まっていると思いますが、現在の株価だとPERが9倍もなく、まだまだ割安だと感じます。自己株式の買付による1株利益の底上げも生じてくるでしょうから、引き続き保有して、評価益を拡大させていきたいと思います。

 

 株価の急落を見つけて投資しましたが、今のところはよい投資でした。あとはどこで利益を確定するか、よく考えていきたいと思います。