昨日は大勝負している九州電力の四半期決算が発表されました。
売上はほぼ前年と同様でしたが、利益は急激に回復し、純利益は1,870億円、1株当たり利益は388円でした。通期予想も上方修正され、純利益は1,500億円、1株当たり利益は307円になる見込みです。利益の上方修正ともに、増配も発表され、期末の配当が25円となりました。
原子力発電所4基が安定的に稼働しており、燃料費が大きく減少しています。期ずれの影響も大きいので、来期もここまでの利益を確保することは難しいとは思いますが、原発の稼働を維持すればさらなる増配が期待できそうです。
昨日の決算を受けて、今朝の九州電力の株価は急騰し、8%以上上昇して1198円で引けました。評価損がかなり縮小しました。4月末に通期決算が発表されるまでゆるやかに上昇し、来期の配当予想が次のカタリストになることを期待しています。
九州電力に投資してもう8年になりますが、ようやく原発が軌道に乗り、少しづつ希望が見えてきました。かつてのように50円配が実現すれば、現在の株価は割安だと思います。保有を継続していきます。
